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食は○将にあり!
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早いものでもう移住も4ヶ月を過ぎた。島の人には「そんな身体でここの夏乗り切れるの?」とよく言われる。

や、別に痩せてる自慢ではないが。健康診断の時には痩せすぎと書かれる。

や、別に自慢ではないが。

元来太らない体質の上に一日一食の生活を始めた。一年ちょっと前から。

そんなに稼ぎが悪いのか?そうだとも言える。そうでないとも言える。

何を食べてもおいしく感じなかったし、食ったら食ったでしばらく動くのが億劫になる。

それよりも何よりもカミさんのウサギアレルギーだった。これを克服するのにクスリに手を・・・じゃなくてクスリを飲まずに治そうと挑戦した。

まず上白糖。これをやめた。そこから紆余曲折があるが、食べ物に関してはとにかく、どんな加工食品にもいろいろ身体によろしくないものが添加されているので、なるべく食べないに越したことはない、という結論になった。

でも食べないといずれ死んでしまうので、その前に食べる。というか・・・。

一日一回食えば一日動けるだろう、という想定で始めた。そして食べるものも自分で買い物して自分で作ったもの(自分とはわたくしのことです)を食す。出来る限り自分で食材を選ぶ(責任を持つというか)。要はどこでどう作られたかも分からないような食品から出来るだけ遠ざかろう、とした。

実際、建設現場で働いていたワシだがスタミナが足りなくなる、と思った事はなかった。空腹の方が身体は動くし頭も鈍らない。食べる事に支配されないというのは精神衛生上、大切なのではないか、と根拠もなく思う。

そういう食生活とカミさん独自の努力(靴下の重ね履きや半身浴など)でクスリに頼ることなくアレルギーを克服した。今はもう全くといっていい程咳をしなくなった。

本当にすごい。ウサギ(祥吉)は自分達の家族。でも傍にいるとひどい咳が出る。だからといって捨てるのか、それは選択肢にない。ある訳がない。ではクスリの世話になるしかない。と常識ある人は思う。

ところが、そうはならなかった。そうではない展開があった。他の人から見れば他人の家庭の持病の話しなどどうでもいい取るに足りないものだろう。

でもカミさんの決意と熱意と根気には本当に頭の下がる思いだった。

今、祥吉もこの暑い石垣島で暮らしている。夕方、西日が差し込む時間までは何とかクーラーなしで耐えている。

こんなにカミさんに愛され、可愛がられ、時々襲来するちっさな蟻にも負けずニンジンをバクバク食べて夏を乗り切って欲しい。



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by battle-of-tokyo | 2012-08-11 21:21 | 生きる
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